医療法人 有隣会
貴田神経内科・呼吸器科・内科病院


CONTACTS

神経内科で行っている主な検査

  1. 一般撮影
  2. CT検査
  3. MRI検査
  4. 頚部動脈エコー
  5. 脳波(EEG)
  6. 体性感覚誘発電位(SEP)
  7. 神経伝導速度(NCV)
  8. 筋電図(EMG)
  9. 聴性脳幹反応( ABR )
  10. 髄液検査
  11. 高次脳機能検査

内科で行っている主な検査

  1. ホルタ−心電図 (24時間心電図)
  2. 心臓超音波検査(心臓エコー検査)
  3. 腹部超音波検査(腹部エコー検査)
  4. 甲状腺超音波検査(甲状線エコー検査)






一般撮影
]線を用いて痛みを感じることなく、体の中の様子を調べることができ、全身の様々な部分の撮影を行う事ができます。
病変や骨折などを診断しやすくするため、いろいろな方向から撮影し診断します。
洋服やボタン、金属類(ネックレス、ブラジャー等)は写真に写り、病変と間違えたりしますので外していただきます。

胸部

腹部

頸椎

腰椎 正面

腰椎 側面
CT検査
CTとは, Computed Tomographyの略で、コンピューター断層撮影といいます。X線を利用してコンピューターで処理し、身体を輪切り(横断像)にした画像を得る事が出来ます。輪切りだけではなく様々な方向の断層像や、立体的な3D画像も作成できます。
これにより、病変の位置、形状、大きさ、周辺臓器との関係を把握することが容易になり、身体の中の様子をより詳しく検査することができます。
通常の胸部や腹部の一般撮影では見つけにくい小さい病気や、微細な変化を見つけることが可能です。

ECLOS マルチスライスCT装置

頭部

腹部

肺野

縦隔
MRI検査
MRI(Magnetic Resonanse Imaging;磁気共鳴画像)検査とは、X線を使うことなく、強い磁石と電波を使い体内の状態を断面像として描写する検査です。検査概要として、患者さんにはベッドに寝ていただいた状態で磁石の埋め込まれた大きなトンネルの中に入ってもらい、電波を身体に当てることによって、体の中から放出される信号を受け取りコンピューターで計算することで、体内の様子を画像として表します。

この検査は次のような診断に有効です。
MRI・・・・・
脳の断層撮影(脳腫瘍・脳梗塞・脳出血など)
脊髄の断層撮影(神経疾患・椎間板ヘルニアなど)
胸、腹部、骨盤腔内臓器の断層撮影
四肢関節の断層撮影(靭帯損傷・断裂の診断など)
骨腫瘍、軟部腫瘍部位の特定など
MRA
脳の血管撮影(脳動脈瘤・動静脈奇形・血管狭窄・脳梗塞など)
部、四肢の血管撮影

MRI装置 1.5テスラ

腹部から下腿 血管

頭部

頭部 血管

頸部 血管

頸椎

胸椎

腰椎
頸動脈超音波検査(頸動脈エコー検査)
超音波を首(頸部)にあてて、返ってくる超音波を記録することにより、頸部の血管(総頸動脈、内頸動脈、外頚動脈)の動脈硬化の程度や、血管の狭窄、閉塞を推察の状態などを、観察する検査です。
痛みもなく、繰り返し検査をしても身体に影響はありません。
検査時間は約40分です。

超音波診断装置

頸動脈
心臓超音波検査(心臓エコー検査)         
超音波を左側(心臓)にあてて、返ってくる超音波を記録することにより、心臓の弁や動き、血行動態などを観察する検査です。心筋梗塞、弁膜症、先天性心疾患などあらゆる心疾患の病態がわかります。
痛みはなく、繰り返し検査をしても身体に影響はありません。
検査時間は約30分です。

心臓

心臓
腹部超音波検査(腹部エコー検査)
超音波を腹部にあてて、返ってくる超音波を記録することにより、腹部の臓器の状態などを、観察する検査です。
痛みもなく、繰り返し検査をしても身体に影響はありません。
検査時間は約30分です。

肝臓

腎臓
甲状腺超音波検査(甲状線エコー検査)
超音波を甲状線(頸部)にあてて、返ってくる超音波を記録することにより、腹部の臓器の状態などを、観察する検査です。痛みもなく、繰り返し検査をしても身体に影響はありません。
検査時間は約30分です。


甲状腺
脳波(EEG)

脳の電気信号を記録する検査で、てんかんや脳血管障害、意識障害などの診断に有用です。頭皮上に電極を20個装着し、目を閉じて横になっていただき、開閉眼、過呼吸、光刺激などの負荷を行います。痛みはありません。
検査時間は約1時間です。

脳波測定装置

脳波
体性感覚誘発電位(SEP)
上肢感覚神経に電気的あるいは機械的な刺激を与えることによって誘発される電位で、末梢神経から脳幹、大脳皮質に至る長い神経路の機能障害の推定をします。
検査時間は、30 分〜1 時間位です。

筋電図・誘発電位検査装置

体性感覚誘発電位
神経伝導検査(NCV)
四肢の運動神経、知覚神経に、電気刺激を与えて、波形を誘発し、記録します。
検査時間は検査する神経の数や種類によりますが30 分〜1 時間位です。
神経障害の種類や場所を推定します。

運動神経伝導速度

運動神経伝導速度
筋電図(EMG)
 
 
表面筋電図

この検査は、四肢や顔面などに不随意運動が見られる場合に有用です。
また、皿電極を用いて上位中枢の障害による不随意運動、筋緊張異常、随意運動障害などを明らかにするために活用されます。この検査の利点は、針電極や電 気刺激を用いないので、疼痛を伴わないことです。
検査時間は、30 分〜1 時間位です。

 針筋電図
四肢の筋萎縮や筋力の低下がある場合、針筋電図検査が不可欠です。
骨格筋の運動単位を分析して、運動神経に起因する病態(神経原性変化)か、筋自体に起因(筋原性変化)するのかを判定するために針筋電図が用いられます。
検査時間は、30 分〜1 時間位です。
         
聴性脳幹反応( ABR )
聴覚神経系を音刺激によって、脳幹部までの電位を、頭皮上より記録したものです。難聴や脳幹障害の診断に、有用です。
検査時間は、30 分〜1 時間位です。
ホルタ−心電図 (24時間心電図)
日常の心電図を24時間連続記録する検査で、日常生活でいつ起こるかわからない不整脈や狭心発作の発見に有用です。
胸に、電極を5ヵ所取り付け、携帯型の記録機を持っていただきます。
取り付ける時間は説明も含めて約20分です。
翌日の同時刻にはずしに来ていただきます。
高次脳機能検査

心理検査
心理検査とは、一般的にいわれる性格検査だけではなく、知能、記憶、言語機能など、心理の全般的特性を測定する検査です。



















構音、嚥下検査
声を出すときの口の動きや、食物を食べるときの口や喉の動きを測定する検査です。
種類 検査名 内容 所要時間
心理検査 認知   HDS-R(長谷川) 認知症検査 10分
  MMSE(ミニメンタル) 認知症検査 10分
  MEDE 認知症検査 30分
知能   コース立方体 知能検査 30分
  レーブン色彩マトリックス 知能検査 30分
記憶   ベントン視覚記銘検査 視覚記憶検査 30分
  三宅式記銘力検査 聴覚記憶検査 30分
高次脳   FAB 前頭葉検査 10分
  かなひろいテスト 注意検査 10分
  SLTA(標準失語症検査) 失語症検査 2時間
  CAT(標準注意検査法) 注意検査 3時間
精神   SDS うつ病検査 10分
  SRQ-D うつ病検査 10分
  BDI(ベック抑うつ質問表) うつ病検査 10分
  MAS 不安検査 30分
  CMI 神経症検査 1時間
  やる気スコア 意欲検査 10分
構音、嚥下検査   標準dysarthria検査 構音検査 30分
  RSST(反復唾液のみテスト) 反射惹起検査 5分
  改訂水飲みテスト(水3cc) 嚥下総合評価 10分
  フードテスト(ゼリー) 嚥下総合評価 10分
  咳テスト 咽頭感覚閾値 30分
  MEBDT(Modified Evan's Blue Dye Test) 気切者誤嚥 10分









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